Regular Expressions 101

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#include <StringConstants.au3> ; to declare the Constants of StringRegExp
#include <Array.au3> ; UDF needed for _ArrayDisplay and _ArrayConcatenate

Local $sRegex = "(?m)(?<=PAGE\()(?!990)(?P<pg>[\d]{1,4})|(?:(?<=_r|[\w]\()(?P<txt_a>[　『「“][^\n]+(?=_n\n))|(?P<txt_b>[　『「“].*))"
Local $sString = "~_ZZ71c01(~" & @CRLF & _
                "<0001>_LVSV(1日前-プロローグ" & @CRLF & _
                "~_PAGE(990~" & @CRLF & _
                "~_ATSV(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(0|&f.scripttitle~" & @CRLF & _
                "~_TCM0(~" & @CRLF & _
                "~_NCLR(,`001:true~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_EVCL(,`062:201~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:black,`003:400,`002:2,`164:025,`004:64~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:WHITE_F,`002:000,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,6,`075:3,`007:001,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:36,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:01空・明け方,`003:800,`007:001" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0018>_ZM71c02(_r　・・・聖杯戦争。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0020>_MSA2(_r　それは何百年も昔から繰り返される大儀式、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0022>_MSA2(_r　参加したからには他の六人を排除しなければならない、_r生き残りをかけた殺し合い。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(1|~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`005:05黄金の草原b,`003:1000,`002:2,`164:036,`004:256" & @CRLF & _
                "<0027>_ZM71c03(　この冬木の土地には聖杯が在るとされ、過去何_r人もの魔術師たちが技を競い合ったという。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0029>_MSA2(_r　目的はただ一つ、聖杯と呼ばれる宝具を手に入れる事_rだけだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(2|~" & @CRLF & _
                "<0032>_ZM71c04(　しかし、聖杯の由来は定かではない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0034>_MSA2(_r　神の血を受けた杯でないのは確かだけど、その力の凄_rまじさは伝説のソレに匹敵する・・・_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`005:35希望,`003:800,`007:001" & @CRLF & _
                "<0038>_MSAD(_r_r　そう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0040>_MSA2(_r　曰く、聖杯はあらゆる願いを叶えるという。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(3|~" & @CRLF & _
                "<0043>_ZM71c05(　その所有権は一人のみ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0045>_MSA2(_r　一つの聖杯が叶える願いは、一人の人間の望みだけ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0047>_MSA2(_r　けれど、この土地で聖杯を召喚するには七人の魔術師_rが必要だった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0049>_MSA2(_r_r　一つの奇跡と、七人の協力者。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0051>_MSA2(_r_r　……ま、ようするに。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0053>_MSA2(_r　聖杯の奪い合いが始まるのは、時間の問題だったのだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(4|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,0,`075:3~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`007:001,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0061>_ZM71c06(　発端はそんな、よくある利権争いみたいな話だった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0063>_MSA2(_r　七人の魔術師たちは平等に聖杯の力を使い、それぞれ_rの<使い魔;/サーヴァント>を用いて他の魔術師たちと競い合った。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(5|~" & @CRLF & _
                "!_KIMT(,`087:80セイバー(剣),81ランサー(槍),82アーチャー(弓),83キャスター(杖),84バーサーカー(獣),85ライダー(車輪),86アサシン(首狩りナイフ),black,`088:2000" & @CRLF & _
                "<0067>_ZM71c07(　聖杯を手にする魔術師は一人だけ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0069>_MSA2(_r　結果として、彼らは仲間だった六人を敵とみなし、凄_r惨な殺し合いが始まった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0071>_MSA2(_r_r　それが聖杯戦争と呼ばれる儀式、魔術師たちによる聖_r杯争奪戦である。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(6|~" & @CRLF & _
                "<0074>_ZM71c08(　聖杯に選ばれた魔術師はマスターと呼ばれ、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0076>_MSA2(_r　マスターは聖杯の恩恵により強力な<使い魔;/サーヴァント>を得る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:80セイバー(剣),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:81ランサー(槍),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:82アーチャー(弓),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:83キャスター(杖),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:84バーサーカー(獣),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:85ライダー(車輪),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:86アサシン(首狩りナイフ),`003:400,`002:024" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:black,`003:200,`002:024~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0103>_MSAD(_r_r　・・・マスターの証は二つ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0105>_MSA2(_r_r　サーヴァントを召喚し、それを従わせる事と。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0107>_MSA2(_r　サーヴァントを律する、三つの令呪を宿す事だ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(7|~" & @CRLF & _
                "<0110>_ZM71c09(　一つ目は言うまでもない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0112>_MSA2(_r　昨日……いえ、正確にはほんの数時間前……に呼び出_rしたアーチャーが<遠;/わ><坂;/た><凛;/し>のサーヴァントとなった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0114>_MSA2(_r　だからあとは二つ目。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0116>_MSA2(_r　サーヴァントを律する令呪を最後まで守り続ける。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0118>_MSA2(_r　これがマスターにとって、最も重要な点だろう。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(8|~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`005:36凛令呪,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "<0123>_ZM71c0a(　アーチャーを召喚した事で、右手に刻まれた紋様。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0125>_MSA2(_r　これが令呪。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0127>_MSA2(_r　聖杯によってもたらされた<聖痕;/よちょう>が、サーヴァントを召_r喚する事によって変化したマスターの証である。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(9|~" & @CRLF & _
                "<0130>_ZM71c0b(　強大な魔力が凝縮された刻印は、永続的な物ではなく_r瞬間的な物だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0132>_MSA2(_r　これは使う事によって失われていく物で、形の通り、_r一画で一回分の意味がある。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0134>_MSA2(_r　つまり、たった三回。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0136>_MSA2(_r　この三回分の令呪を失ったマスターはサーヴァントを_r従えられなくなり、死を迎える事になる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(10|~" & @CRLF & _
                "<0139>_ZM71c0c(　……故に。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0141>_MSA2(_r　令呪とは自身の命と同じぐらい、最後まで慎重に扱う_rべき物なのだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0143>_MSA2(_r　それを開始早々使ってしまったのは頭が痛いが、まっ_rたくの無駄でもなかったので良しとする。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0145>_MSA2(_r　なにしろサーヴァントはいつマスターを裏切ってもお_rかしくない連中だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0147>_MSA2(_r　令呪を一つ使って首輪をかけられたのなら<僥倖;/ぎょうこう>である。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(11|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:5000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`007:001,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:WHITE_F,`007:001,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0157>_ZM71c0d(_r　……要点をまとめるのはこのあたりにしておこう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0159>_MSA2(_r_r　七人のサーヴァントが揃った時、聖杯戦争は開始され_rる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0161>_MSA2(_r　ゆっくり眠ってはいられない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0163>_MSA2(_r　最後のマスターがいつ現れるか判らないけど、それは_rすぐそこまで迫っている筈なんだから・・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(12|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se254,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:i凛の寝室,`003:2000,`007:001" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02ba5~" & @CRLF & _
                "<0174>_ZM71c0e(「ん・・・・もう、朝……？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se693,`045:1~" & @CRLF & _
                "<0177>_MSAD(_r　……だるい。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0179>_MSA2(_r　ぼんやりとした意識のまま窓に視線をやると、とっく_rに日が昇っていた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(13|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02ba6~" & @CRLF & _
                "<0183>_ZM71c0f(「……九時過ぎてる……遅刻どころの話じゃない……」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0185>_MSA2(_r　まどろんだまま時計を確認して、今日は学校をサボろ_rう、と頷いた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(14|~" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:3,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se254,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se694,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02ba7~" & @CRLF & _
                "<0192>_ZM71c10(「……体が重い……半分以上もってかれたみたいね、こ_rれは」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0194>_MSA2(_r　ベッドから体を起こして、ふう、と大きく深呼吸をす_rる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0196>_MSA2(_r　……体がだるいのはわたしが朝に弱いから、という訳_rじゃない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0198>_MSA2(_r　アーチャーのヤツが言ってたっけ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0200>_MSA2(_r　サーヴァントを召喚したばかりのマスターは満足に活_r動できないって。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(15|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02ba8~" & @CRLF & _
                "<0204>_ZM71c11(「・・・・そうだった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02ba9~" & @CRLF & _
                "<0207>_MSAD(_r　わたし、セイバーじゃなくってアーチャーを呼び出し_rたんだ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0209>_MSA2(_r　ハッキリと思い出した。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0211>_MSA2(_r　そりゃあできれば思い出したくないけど、否定したと_rころでやり直しができる訳でもないし。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(16|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02baa~" & @CRLF & _
                "<0215>_ZM71c12(「……魔力が戻るまで一日ちょいか。今日はならし運転っ_rて事にしよう」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0217>_MSA2(_r　もそもそとベッドから出る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0219>_MSA2(_r　……冬にしては暖かな空気と、シーツにくるまりたい_r欲求と少しだけ格闘した。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0221>_MSA2(_r　で、二度寝の誘惑を開始三秒でノックアウトして、姿_r見の前で軽く全身をチェック。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0223>_MSA2(_r　とりわけ異状はない。体に流れている魔力が半分ほど_rしかない以外はすべて正常。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(17|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bab~" & @CRLF & _
                "<0227>_ZM71c13(「・・・ま、問題なんてあるわけないけど」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0229>_MSA2(_r　とりあえず、今のうちに現状を確認したい。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0231>_MSA2(_r　わたしが呼び出したサーヴァントはアーチャーで、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0233>_MSA2(_r　召喚主であるマスターに礼をとらない無礼者だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0235>_MSA2(_r　しかも自分が何者か判らない、なんていうオマケ付き。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0237>_MSA2(_r　……うわ。なんか、いきなり頭痛くなってきた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(18|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bac~" & @CRLF & _
                "<0241>_ZM71c14(「……あいつの記憶が戻るまで<宝具;/きりふだ>は封印か……思い出_rせないんじゃ使いようがないしね」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0243>_MSA2(_r　サーヴァントはそれだけで強力な使い魔だが、彼らを_r最強足らしめているのは強力な“奥の手”を必ず一つ持っ_rている事だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0245>_MSA2(_r_r　困ったコトに、その奥の手をアーチャーは思い出せな_rいと言う。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(19|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bad~" & @CRLF & _
                "<0249>_ZM71c15(「・・・まあ、非はこっちにもあるし、なんとかやって_rいくしかないか」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(20|~" & @CRLF & _
                "<0252>_ZM71c16(　そう、こうなった以上わたしたちは<一蓮托生;/いちれんたくしょう>。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0254>_MSA2(_r　少しでも早く記憶の混乱とやらが整理される事を祈る_rけど、あの調子ではいつになる事やら。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:3000,`045:1~" & @CRLF & _
                "<0257>_MSAD(_r_r　……まったく。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0259>_MSA2(_r　前途はなかなか多難みたいだ・・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(21|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:i遠坂邸居間" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:2,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bae~" & @CRLF & _
                "<0270>_ZM71c17(「……うわ。見直したかも、これ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0272>_MSA2(_r　居間はすっかり元通りだった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0274>_MSA2(_r　せめて瓦礫ぐらいは片づけさせよう、と思っただけだっ_rたから、ここまでされると感心を通り越して感動してし_rまう。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(22|~" & @CRLF & _
                "<0277>_ZM71c18(　アイツも居間をメチャクチャにした事を気にしてたん_rだろう。そうでもなければここまでは出来ない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0279>_MSA2(_r　殊勝というか、わりといいヤツっていうか・・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(23|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー02d(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02baf~" & @CRLF & _
                "<0284>_ZM71c19(「日はとっくに昇っているぞ。また、随分とだらしがな_rいんだな、君は」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0286>_MSA2(_r「………………」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0288>_MSA2(_r　前言撤回。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0290>_MSA2(_r　このふてぶてしさ、どこに殊勝な心がけがあるってい_rうのか。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(24|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bb0~" & @CRLF & _
                "<0294>_ZM71c1a(「・・・おはよう。そういうアンタは随分とリラックス_rしてるようね。居間を好き勝手使ってくれちゃってさ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01a(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb1~" & @CRLF & _
                "<0298>_MSAD(_r「なに、一晩過ごした部屋だからな。どこに何があるか_rは把握したよ。ああ、ついでだから厨房も片づけておい_rた。もう少し荒れているかと思ったが、なかなか気の行_rき届いた厨房だ。一人暮らしの洋館にしては上等だな」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(25|~" & @CRLF & _
                "<0301>_ZM71c1b(「………………」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0303>_MSA2(_r　頭痛がする。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0305>_MSA2(_r　なんだってサーヴァントに整理整頓ぶりをチェックさ_rれなくちゃいけないんだろ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0307>_MSA2(_r　サーヴァントっていうのは戦う事しか考えていない連_r中だって言うけど、コイツ、ホントにサーヴァントとし_rて欠陥品なんじゃないだろうか……？" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(26|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01c(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb2~" & @CRLF & _
                "<0312>_ZM71c1c(「なるほど、本調子ではなさそうだな。昨夜は元気だっ_rたが、睡眠をとって疲れが出たのだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb3~" & @CRLF & _
                "<0315>_MSAD(_r　・・・ふむ。紅茶で良ければご馳走しよう」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_NCL0(,`032:-1,`033:5000,`003:400,`002:2,`164:015,`004:64~" & @CRLF & _
                "<0318>_MSAD(_r　勝手知ったる人の家。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0320>_MSA2(_r　アーチャーは席を立って、淀みのない仕草で新しいティ_rーカップを持ち出して、上等な赤色をした紅茶を淹れて_rいる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(27|~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se241,`045:1~" & @CRLF & _
                "<0324>_ZM71c1d(「・・・・・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0326>_MSA2(_r　色々とつっこみどころはあるんだけど、不思議と横や_rりを入れる気にはなれなかった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0328>_MSA2(_r　一連の仕草はとても洗練されていて、まあ、気が利く_rといえば気が利いている訳だし。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(28|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "!_KLAL(0,`204:アーチャー04d(中),`214:1000,`007:001,`003:400" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bb4~" & @CRLF & _
                "<0334>_ZM71c1e(「……まあいいけど。疲れてるのは事実だし、飲む」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0336>_MSA2(_r　椅子に腰を下ろす。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0338>_MSA2(_r　ティーカップは一つも音を立てずに差し出されて、と_rりあえず、一口だけ口をつけた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0340>_MSA2(_r_r　・・・・あ、おいしい。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(29|~" & @CRLF & _
                "<0343>_ZM71c1f(　そりゃあ中国紅茶の春摘みものだ。お気に入りの葉の_r一番美味しいところなんだから、不味く作られたら怒る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0345>_MSA2(_r　っていうか、勝手にわたしのお気に入りを使われたら_r怒る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0347>_MSA2(_r　……うん。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0349>_MSA2(_r　怒るけど、ここまで美味しく淹れられると文句より先_rに幸福感で満たされてしまった。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(30|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01f(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb5~" & @CRLF & _
                "<0354>_ZM71c20(「ふむ。ふむふむ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bb6~" & @CRLF & _
                "<0357>_MSAD(_r「……ちょっと。なに笑ってるのよ、アンタ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb7~" & @CRLF & _
                "<0360>_MSAD(_r「なに、感想が聞きたかったが、その顔では聞くまでも_rないと思っただけだ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bb8~" & @CRLF & _
                "<0363>_MSAD(_r「・・・・っ！」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se269,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_NQUK(0,`067:0,`003:460,`041:10~" & @CRLF & _
                "<0367>_MSAD(_r　だん、とティーカップをテーブルに置く。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(31|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bb9~" & @CRLF & _
                "<0372>_ZM71c21(「勿体ない。熱いうちに味わった方がいいぞ。私が気に_r障るなら消えているが」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bba~" & @CRLF & _
                "<0375>_MSAD(_r「ごちそうさま、結構よ。わたしは茶坊主がほしくてマ_rスターになった訳じゃないわ。貴方もね、頼みもしない_r事をする必要はないわよ」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(32|~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:4000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bbb~" & @CRLF & _
                "<0380>_ZM71c22(「そうか。確かに、私も茶坊主になったり後片づけをす_rる為に契約した訳ではない。君がそう言うのならば、こ_rれからは気をつけよう」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bbc~" & @CRLF & _
                "<0383>_MSAD(_r「ええ。わたしが求めているのは戦力としての使い魔よ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bbd~" & @CRLF & _
                "<0386>_MSAD(_r　家事をこなすサーヴァントなんて聞いた事がないし、_rする必要も特にないわ」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(33|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se599,`074:70,`003:3000~" & @CRLF & _
                "!_KLDA(,`032:5,`005:アーチャー01c(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bbe~" & @CRLF & _
                "<0394>_ZM71c23(「？　特にはない、とはどういう意味かな」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bbf~" & @CRLF & _
                "<0397>_MSAD(_r「別に。好きなようにとって結構よ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc0~" & @CRLF & _
                "<0400>_MSAD(_r　それより・・・貴方、自分の正体は思い出せた？」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(34|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー03b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "<0404>_ZM71c24(　いや、と首をふるアーチャー。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0406>_MSA2(_r　……やっぱり、事態は深刻だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0408>_MSA2(_r　一晩で思い出せないって事は、そう簡単に思い出せる_r事じゃないって事だろう。今日一日、色々と試してみる_rにしても、これは・・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(35|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc1~" & @CRLF & _
                "<0412>_ZM71c25(「分かった、貴方の記憶に関しては追々対策を考えとく。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc2~" & @CRLF & _
                "<0415>_MSAD(_r　じゃ、出かける支度をしてアーチャー。召喚されたば_rかりで勝手も分からないでしょ？　街を案内してあげる_rから」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bc3~" & @CRLF & _
                "<0419>_MSAD(_r「出かける支度？　いや、そんな必要はないだろう。出_rるのならばすぐに出られるが」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(36|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc4~" & @CRLF & _
                "<0423>_ZM71c26(「あのね、そんな格好で出歩くつもり？　どう見ても普_r通じゃないし、他のマスターが見たら一発でサーヴァン_rトって判るじゃない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc5~" & @CRLF & _
                "<0426>_MSAD(_r　わたし、自分からわたしはマスターです、なんて言い_rふらす気はないんだけど？」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(37|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01c(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bc6~" & @CRLF & _
                "<0431>_ZM71c27(「ああ、そういう事か。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bc7~" & @CRLF & _
                "<0434>_MSAD(_r　それも問題はない。確かに着替える必要はあるが、そ_rれは実体化している時だけでね。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bc8~" & @CRLF & _
                "<0437>_MSAD(_r　サーヴァントはもともと霊体だ。非戦闘時には霊体に_rなってマスターにかける負担を減らす」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(38|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bc9~" & @CRLF & _
                "<0441>_ZM71c28(「あ、そっか。召喚されたって英霊は英霊だものね。霊_r体に肉体を与えるのはマスターの魔力なんだから、わた_rしが魔力提供をカットすれば」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(39|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bca~" & @CRLF & _
                "<0445>_ZM71c29(「自然、我々も霊体に戻る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bcb~" & @CRLF & _
                "<0448>_MSAD(_r　そうなったサーヴァントは守護霊のようなものだ。レ_rイラインで繋がっているマスター以外には観測されない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bcc~" & @CRLF & _
                "<0451>_MSAD(_r　もっとも、会話程度は出来るから偵察ならば支障はな_rいが」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(40|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bcd~" & @CRLF & _
                "<0455>_ZM71c2a(「うわ、便利。それじゃあ本当に、他のマスターを捜し_r出すなんて難しいんだ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bce~" & @CRLF & _
                "<0458>_MSAD(_r「ああ。だが魔術師は魔術師を知覚できるだろう？　そ_rれと同じでサーヴァントもサーヴァントを感知できる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bcf~" & @CRLF & _
                "<0461>_MSAD(_r　優れた魔術を知るサーヴァントならば、遠く離れたサー_rヴァントの位置さえ把握するだろう」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(41|~" & @CRLF & _
                "~_NCL0(,`032:-1,`033:2000,`003:400,`007:001~" & @CRLF & _
                "<0465>_ZM71c2b(　……アーチャーの言う通りではある。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0467>_MSA2(_r　マスターっていうのは優れた魔術師がなるモノだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0469>_MSA2(_r　強力な魔力を帯びた魔術師は、それだけ魔力感知しや_rすくはある。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0471>_MSA2(_r　けどわたしの知り得る限り、そこまで強力な魔力を帯_rびたヤツはこの町には存在しない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(42|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bd0~" & @CRLF & _
                "<0475>_ZM71c2c(「ふうん……で、アンタはどうなの？　他のサーヴァン_rトの位置、判る？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bd1~" & @CRLF & _
                "<0479>_MSAD(_r「マスター、私のクラスは何か忘れたのか。遠く離れた_r敵の位置を探るなど、騎士あがりにできるものか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0481>_MSA2(_r　……ま、そうだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0483>_MSA2(_r　アーチャーの魔力はそう強力じゃない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0485>_MSA2(_r　遠く離れた敵を探る、なんて魔力持ちはキャスターの_rサーヴァントぐらいなものだと思う。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(43|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "!_KLAL(0,`204:アーチャー01c(中),`214:1000,`007:001,`003:400" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bd2~" & @CRLF & _
                "<0491>_ZM71c2d(「分かったわ。じゃ、とりあえず後に付いてきてアー_rチャー。貴方の呼び出された世界を見せてあげるから」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bd3~" & @CRLF & _
                "<0494>_MSAD(_r「そう目新しい物ではなさそうだがね。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bd4~" & @CRLF & _
                "<0497>_MSAD(_r　・・・それよりマスター。君、大切な事を忘れていな_rいか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bd5~" & @CRLF & _
                "<0500>_MSAD(_r「え？　大切な事って、なに？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー02d(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bd6~" & @CRLF & _
                "<0504>_MSAD(_r「……まったく。君、まだ本調子ではないぞ。契約にお_rいて最も重要な交換を、私たちはいまだしていない」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(44|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bd7~" & @CRLF & _
                "<0508>_ZM71c2e(「契約において最も重要な交換・・・・？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0510>_MSA2(_r　等価交換？_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0512>_MSA2(_r　いや、もともとサーヴァントにとっての報酬は聖杯戦_r争に参加する事だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0514>_MSA2(_r　わたしたちに必要な交換なんて、もうない筈なんだけ_rど・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(45|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー04b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bd8~" & @CRLF & _
                "<0519>_ZM71c2f(「……君な。朝は弱いんだな、本当に」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0521>_MSA2(_r　呆れたように言うアーチャー。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0523>_MSA2(_r　その、またも皮肉げな台詞を聞いて、とある事に思い_r当たった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0525>_MSA2(_r　……そういえば。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0527>_MSA2(_r　コイツ、一度もわたしを名前で呼ばないな、とか。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(46|~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`003:300,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bd9~" & @CRLF & _
                "<0532>_ZM71c30(「・・・あ。しまった、名前」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー02c(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bda~" & @CRLF & _
                "<0536>_MSAD(_r「思い当たったか。まあ、今からでも遅くはないさ。そ_rれでマスター、君の名前は？　これからはなんと呼べば_rいい」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0538>_MSA2(_r　ふて腐れたように言うアーチャー。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(47|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:3,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_NCLA(,`032:-1,`033:2000,`003:400,`007:001~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0545>_ZM71c31(　・・・・やば。コイツ、いいヤツだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0547>_MSA2(_r_r　うん、それに間違いはない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0549>_MSA2(_r　だって名前の交換なんて、そんな物に意味はない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0551>_MSA2(_r　サーヴァントとマスターは、令呪によって作られた力_rずくの主従関係だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0553>_MSA2(_r　普通の使い魔との契約なら名前の交換は強い意味を持_rつけれど、マスターとサーヴァントにはそんな親愛の情_rはいらない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(48|~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01c(中),`033:5000,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "<0557>_ZM71c32(　だっていうのに、アーチャーはそれを大切な事と言っ_rた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0559>_MSA2(_r　それは令呪を別にして、これから共に戦っていこうと_rいう信頼の証に他ならない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(49|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bdb~" & @CRLF & _
                "<0563>_ZM71c33(「………わたし、<遠;/とお><坂;/さか><凛;/りん>よ。貴方の好きなように呼んで_rいいわ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0565>_MSA2(_r　素直になれず、ぶっきらぼうに返答する。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(50|~" & @CRLF & _
                "<0568>_ZM71c34(　……まあ、それでもマスターとか君とか、そういった_r他人行儀に呼ばれた方が楽ではあるし、コイツはきっと_rそう呼ぶだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0570>_MSA2(_r　だっていうのに。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー02d(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "<0573>_MSAD(_r　アーチャーは噛みしめるように「遠坂凛」と呟いた後。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "!_KLDA(,`032:5,`005:アーチャー02b(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bdc~" & @CRLF & _
                "<0580>_MSAD(_r「それでは凛と。……ああ、この響きは実に君に似合っ_rている」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0582>_MSA2(_r　なんて、トンデモナイ事を口にした。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(51|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bdd~" & @CRLF & _
                "<0586>_ZM71c35(「・・・・・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01c(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bde~" & @CRLF & _
                "<0590>_MSAD(_r「凛？　どうした、なにやら顔色がおかしいが」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bdf~" & @CRLF & _
                "<0593>_MSAD(_r「・・・・う、うるさいっ！　いいからさっさと行くわ_rよアーチャー！　と、とにかくのんびりしてる暇なんて_rないんだから……！」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(52|~" & @CRLF & _
                "~_NCL0(,`032:5,`033:5000,`003:400,`002:2,`164:015,`004:64~" & @CRLF & _
                "<0597>_ZM71c36(　ふん、と顔を背けて歩き出す。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0599>_MSA2(_r　悔しい。なんか知らないけど、とにかく悔しい。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0601>_MSA2(_r　アーチャーのヤツ、もしかしてわたしを悔しがらせる_r為にあんなコトを言いだしたんだろうか。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(53|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be0~" & @CRLF & _
                "<0605>_ZM71c37(「……ありえる。コイツなら絶対そうだ……」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0607>_MSA2(_r　そうだ、そうに違いない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0609>_MSA2(_r　だから顔が熱いのも動悸がするのもみんなコイツの奸_r計だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0611>_MSA2(_r　気をつけろわたし。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0613>_MSA2(_r　これからはこんな捻くれ者と手を組んでやっていかな_rくちゃいけないんだからっ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(54|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:2000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`002:000,`003:1000,`004:64~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:o遠坂邸付近の街並-(昼),`003:1500,`002:2,`164:012,`004:64" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:5,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0625>_ZM71c38(　アーチャーを連れて外に出る。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0627>_MSA2(_r　わたしたちの住んでいる街、冬木市は大きくわけて二_rつの町で構成される街だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0629>_MSA2(_r　昔からの町並みを残したここ<深山町;/みやまちょう>と、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0631>_MSA2(_r　川一つ挟んで近代的な開発が進んでいる<新都;/し ん と>。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0633>_MSA2(_r_r　わたしの家があるのは、古い町並みである深山町の方_rである。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(55|~" & @CRLF & _
                "<0636>_ZM71c39(　その深山町も、これまた大きく二つに分かれている。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0638>_MSA2(_r_r　外国からの移住民が住んでいた、この洋風の町並みが_r片一方。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0640>_MSA2(_r　で、反対側、山を背後に広がっている古い和風の住宅_r地がもう一方。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0642>_MSA2(_r_r　どちらも坂上にあるので、郊外と言えば郊外だろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0644>_MSA2(_r　この、和風と洋風に挟まれた真ん中の町並みは比較的_r普通である。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0646>_MSA2(_r　どのくらい普通かというと、" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(56|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:black,`003:600,`002:2,`164:017,`004:64~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:o交差点-(昼),`003:1000,`002:2,`164:025,`004:64" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0656>_ZM71c3a(_r　これぐらい普通。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0658>_MSA2(_r_r　ここが深山町の分岐点で、ここからわたしの家がある_r洋風の住宅地の坂道、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0660>_MSA2(_r　反対側にある和風の住宅地の坂道、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0662>_MSA2(_r　隣町である新都に続く橋、学校、商店街、はては山に_rある柳洞寺というお寺に通じている。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(57|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:o冬木大橋袂の公園1-(昼)" & @CRLF & _
                "<0671>_ZM71c3b(_r　そうして、これが新都と深山町を繋げる大橋。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0673>_MSA2(_r_r　<新都;/ あ っ ち>は数年前に大きな駅が造られ、急速に発展してい_rる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0675>_MSA2(_r　同じ市にあるというのに、深山町と新都はまったく別_r物と見ていい。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(58|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:o歩道橋(行き)-(昼)" & @CRLF & _
                "<0684>_ZM71c3c(　冬木市という名前は、冬季が長いという事からきてい_rるそうだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0686>_MSA2(_r　言われてみれば、この町の冬は長い。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0688>_MSA2(_r　が、その反面気温は暖かく、冬木の二月は他所でいう_r十二月程度の気温だったりする。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0690>_MSA2(_r　適当に地面を掘れば、温泉の一つや二つは出るのでは_rなかろうか。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(59|~" & @CRLF & _
                "<0693>_ZM71c3d(　もっとも、こう半端な寒さでは温泉街としては失格だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0695>_MSA2(_r　冬木の町は過ごしやすい冬を送り、いつのまにか四月_rになって春を迎えている、というおかしな気候をしてい_rる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(60|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:oビル街-(昼)" & @CRLF & _
                "<0704>_ZM71c3e(　新都の様子はこんな感じ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0706>_MSA2(_r　急速に発展した町並みは、なにかに急かされるように_r高いビルばかりを建て、結果として人工的な町になった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0708>_MSA2(_r　それもここ十年ばかりの話だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0710>_MSA2(_r　なんでも十年前に起きた大火事で住宅地はほぼ全焼。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0712>_MSA2(_r　まるっきり人が住まなくなった土地を利用して、こう_rしたビルが建てられたという。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(61|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:200,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:o大火災跡-(曇2)" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0723>_ZM71c3f(_r_r_r_r_r　・・・・・・・そして。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0725>_MSA2(_r　　　　　　　　ここが、その中心。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(62|~" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:69,`003:0~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be1~" & @CRLF & _
                "<0730>_ZM71c40(「ここが新都の公園よ。これで主立った所は歩いてまわっ_rた訳だけど、感想は？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0732>_MSA2(_r　隣にいるアーチャーに話しかける。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0734>_MSA2(_r　アーチャーの姿はもちろん見えない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(63|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02be2~" & @CRLF & _
                "<0738>_ZM71c41(「・・・広い公園だ。だというのに<人気;/ ひ と け>がないのは、何_rか理由でもあるのか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be3~" & @CRLF & _
                "<0741>_MSAD(_r「やっぱりそう見える？　ま、ここはちょっとした曰く_rがあるから」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(64|~" & @CRLF & _
                "<0744>_ZM71c42(　ぐるりと公園を見渡す。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0746>_MSA2(_r　これほど広くて整地された公園なら、平日でも子供の_r遊び場になっているだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0748>_MSA2(_r　けれど、ここには人の姿なんて数える程しかなく、た_rだ閑散とした空気だけが流れている。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(65|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be4~" & @CRLF & _
                "<0752>_ZM71c43(「十年前の話よ。このあたり一帯で大きな火事があった_rんだって。火は一日燃え続けて、雨が降りだした頃に消_rえたんだとか。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be5~" & @CRLF & _
                "<0755>_MSAD(_r　その後、町は復興したけどここだけはそのままなの。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be6~" & @CRLF & _
                "<0758>_MSAD(_r　焼け野原になって、何もなくなったから公園にしたら_rしいわ」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(66|~" & @CRLF & _
                "<0761>_ZM71c44(「・・・・・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0763>_MSA2(_r　アーチャーは何も言わない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0765>_MSA2(_r　ただ、姿は見えなくとも、彼が特別なモノを感じ取っ_rている事は読みとれた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(67|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be7~" & @CRLF & _
                "<0769>_ZM71c45(「……気づいたみたいね。そうよ、ここが前回の聖杯戦_r争決着の地。わたしも事情は知らないけど、前回の聖杯_r戦争はここで終決して、それきり」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02be8~" & @CRLF & _
                "<0772>_MSAD(_r「・・・なるほど。それでこんなにも、ここは怨念に満_rちているという訳か」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(68|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02be9~" & @CRLF & _
                "<0776>_ZM71c46(「ふうん。判るの、そういうの？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bea~" & @CRLF & _
                "<0779>_MSAD(_r「サーヴァントというのは霊体だ。その在り方は怨念、_r<妄執;/もうしゅう>に近い。故に同じ“無念”には敏感なのさ。町中で_rも濃い場所はあるが、ここは別格だ。我らから見れば固_r有結界のそれに近い」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0781>_MSA2(_r　と。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0783>_MSA2(_r　感情のない声で、アーチャーは珍しい単語を口にした。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(69|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`007:001,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,5,`075:3,`007:001,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:35希望,`035:1,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0793>_ZM71c47(　・・・・<固有結界;/こゆうけっかい>。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0795>_MSA2(_r　魔術師にとって到達点の一つとされる魔術で、魔法に_r限りなく近い魔術、と言われている。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0797>_MSA2(_r　ここ数百年、“結界”は魔術師を守る防御陣と相場が_r決まっている。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0799>_MSA2(_r　簡単に言ってしまえば、家に付いている防犯装置が極_r悪になったモノだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(70|~" & @CRLF & _
                "<0802>_ZM71c48(　もとからある土地・建物に手を加え、外敵から自らを_r守るのが結界。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0804>_MSA2(_r　それはあくまで“すでにあるもの”に手を加えるだけ_rの変化にすぎない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(71|~" & @CRLF & _
                "<0807>_ZM71c49(　だが、この固有結界というモノは違う。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0809>_MSA2(_r　固有結界は、現実を侵食するイメージである。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0811>_MSA2(_r　魔術師の心象世界・・・心のあり方そのものを形とし_rて、現実を塗りつぶす結界を固有結界と呼ぶ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0813>_MSA2(_r_r　ようするに魔術師の思い通りに世界を歪める、いや、_r思い通りに作り変える広範囲の魔術な訳だが・・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(72|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`007:001,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,0,`075:3,`007:001,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:o大火災跡-(曇2),`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02beb~" & @CRLF & _
                "<0824>_ZM71c4a(「凛？　どうした、考え事か？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bec~" & @CRLF & _
                "<0827>_MSAD(_r「え……？　ううん、ちょっと意外だったから。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bed~" & @CRLF & _
                "<0830>_MSAD(_r　固有結界だなんて、アーチャーのくせに珍しい言葉を_r知ってるなって」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bee~" & @CRLF & _
                "<0833>_MSAD(_r「なんだ、知っていてはおかしいか」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(73|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bef~" & @CRLF & _
                "<0837>_ZM71c4b(「だってそうじゃない。固有結界っていうのは魔術師に_rとっては禁忌の中の禁忌、奥義の中の奥義だもの。アー_rチャーである貴方が知ってるなんて筋違いよ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0839>_MSA2(_r　でしょ？　と視線で問いかける。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0841>_MSA2(_r　すると、隣でははあ、と大きなため息の気配。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(74|~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se006,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:4000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bf0~" & @CRLF & _
                "<0847>_ZM71c4c(「凛。英雄とは剣術、魔術に長けた者を指す。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bf1~" & @CRLF & _
                "<0850>_MSAD(_r　アーチャーだからといって弓しか使えないと思うのは_r勝手だが、私以外のサーヴァントにそんな楽観は持たな_rいでくれ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0852>_MSA2(_r　……う。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0854>_MSA2(_r　確かに、言われてみればその通りだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(75|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bf2~" & @CRLF & _
                "<0858>_ZM71c4d(「わ、わかったわよ。今のは軽率な発言だったわ。次か_rらは気をつけるから、これでいいでしょ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bf3~" & @CRLF & _
                "<0861>_MSAD(_r「……。凛、ズバリ言おう。君は優秀だが、それ故に他_r人を過小評価する欠点がある。成人するまでには矯正し_rたまえ」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(76|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bf4~" & @CRLF & _
                "<0865>_ZM71c4e(「っ・・・・！　な、なにげに失礼なコト言うわねアン_rタ……！」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0867>_MSA2(_r_r　きょ、きょきょ矯正って、ヘンなクセがついた馬をし_rつけ直す事じゃないっ……！" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(77|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bf5~" & @CRLF & _
                "<0871>_ZM71c4f(「いや、失礼。別に凛がじゃじゃ馬だと言った訳ではな_rい。単にイメージ通りの表現を使っただけというか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bf6~" & @CRLF & _
                "<0874>_MSAD(_r「ええい、なおさら悪いわ・・・・、痛っ……！？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se028,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,2,`007:001,`003:100~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,0,`007:001,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0881>_MSAD(_r　唐突に、右腕が痛んだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(78|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bf7~" & @CRLF & _
                "<0885>_ZM71c50(「・・・・凛？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bf8~" & @CRLF & _
                "<0888>_MSAD(_r「…………ちょっと、黙ってアーチャー」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0890>_MSA2(_r　右腕に刻まれた令呪が痛む。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0892>_MSA2(_r　じくり、と。主に注意を呼びかけるような、鈍い警告。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bf9~" & @CRLF & _
                "<0895>_MSAD(_r「・・・・誰かに見られてる」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bfa~" & @CRLF & _
                "<0898>_MSAD(_r「む」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(79|~" & @CRLF & _
                "<0901>_ZM71c51(　……周囲に意識を伸ばす。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se006,`003:1000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se003,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,5,`002:2,`164:028,`004:64,`003:300~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0908>_MSAD(_r　精神で作り上げた糸を敷き詰め、公園中を索敵する。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bfb~" & @CRLF & _
                "<0911>_MSAD(_r「……わたしじゃ見つけられない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bfc~" & @CRLF & _
                "<0914>_MSAD(_r　アーチャー、貴方は？」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(80|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bfd~" & @CRLF & _
                "<0918>_ZM71c52(「・・・難しいな。私には視線すら感じられん」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02bfe~" & @CRLF & _
                "<0921>_MSAD(_r「……って事は、見てるのはマスターね」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(81|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se003,`003:1000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_CHCL(1,0,`002:2,`164:037,`004:128,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:36,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0929>_ZM71c53(　何者かは知らないけど、アーチャーに判らないのなら_r相手はマスターだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0931>_MSA2(_r　まだ七人そろっていないが、始めようと思えば、戦い_rはいつでも始められる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0933>_MSA2(_r　わたしを監視しているヤツは前哨戦でもやりたいらし_rいが・・・" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(82|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02bff~" & @CRLF & _
                "<0937>_ZM71c54(「……令呪は令呪に反応する。マスターであるのなら、_r誰がマスターであるかは出会えば感じられる、という事_rか。だが、それなら凛にも相手が識別できるのではない_rか？」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(83|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c00~" & @CRLF & _
                "<0941>_ZM71c55(「ええ。けど高位の術者なら、自分の魔力ぐらい隠し通_rせる。いくら令呪同士が反応するって言っても、その令_r呪だって魔力で発動するものよ。大本であるマスター自_r身が魔術回路を閉じていれば、見つける事は難しいわ」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(84|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c01~" & @CRLF & _
                "<0945>_ZM71c56(「……厄介だな。では、こちらはいいように位置を知ら_rせているという事か」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c02~" & @CRLF & _
                "<0948>_MSAD(_r「でしょうね。ま、私だって家捜しすれば魔力殺しぐら_rいは見つかるだろうけど・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c03~" & @CRLF & _
                "<0951>_MSAD(_r「必要ない、と？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c04~" & @CRLF & _
                "<0954>_MSAD(_r「そ。だって隠さなければ向こうからやってきてくれる_rでしょう？　こっちから出向く手間が省けるわ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c05~" & @CRLF & _
                "<0957>_MSAD(_r「・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0959>_MSA2(_r　呆れたのか、アーチャーは息をのんで黙ってしまった。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(85|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c06~" & @CRLF & _
                "<0963>_ZM71c57(「……なによ。自信過剰はいけないって言いたいの？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0965>_MSA2(_r　さっきのやりとりを思い出して、なんとなく訊いてみ_rた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0967>_MSA2(_r　アーチャーはまさか、と短くこぼしたあと。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c07~" & @CRLF & _
                "<0970>_MSAD(_r_r「君はそのままが一番強い。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c08~" & @CRLF & _
                "<0973>_MSAD(_r　ああ、小物には付きまとわせてやるがよかろう」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0975>_MSA2(_r_r　なんて、笑いを堪えながら口にした。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(86|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:oビル街-(夕),`003:1500,`002:2,`164:015,`004:64" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0985>_ZM71c58(　……とまあ、アーチャーの言葉が気に入った訳じゃな_rいけど、開き直ってそのまま町中を歩く事にした。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(87|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`002:2,`164:016,`004:64,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:oビル街-(夜),`003:800,`002:2,`164:014,`004:64" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<0995>_ZM71c59(　主立った場所を回って、これでもかっていうぐらい付_rきまとってるヤツを振り回して、ついでに夕食も済ませ_rて、最後の締めに移動する。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0997>_MSA2(_r　さんざん歩き回って時刻は夜の七時過ぎ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<0999>_MSA2(_r　この時間なら、これから向かう場所は最高の景色を見_rせてくれるだろう。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(88|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`002:2,`164:015,`004:128,`003:1000~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:400~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se006,`003:1800,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se008,`003:800~" & @CRLF & _
                "~_KSMC(1,`015:128,`172:(136,281,2)(118,463,2.5)(266,517,3),`003:1500,`005:B15,`012:-1,`017:-2~" & @CRLF & _
                "~_KSMC(1,`015:128,`172:(266,517,3)(607,524,3)(683,469,4)(501,134,5),`003:1500,`005:B15,`012:-1,`017:3~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`002:2,`164:036,`004:256,`003:300~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:B15,`003:800,`002:2,`164:036,`004:256~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<1015>_ZM71c5a(　ごう、という風。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1017>_MSA2(_r　新都で一番高いビル。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1019>_MSA2(_r　その屋上から見下ろす町並みは、今日の締めくくりに_r相応しい。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(89|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c09~" & @CRLF & _
                "<1023>_ZM71c5b(「どう？　ここなら見通しがいいでしょ、アーチャー」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c0a~" & @CRLF & _
                "<1026>_MSAD(_r「……はあ。将来、君とつき合う男に同情するな。よく_rもまあ、ここまで好き勝手連れ回してくれたものだ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c0b~" & @CRLF & _
                "<1029>_MSAD(_r「え？　何か言った、アーチャー？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c0c~" & @CRLF & _
                "<1032>_MSAD(_r「素直な感想を少し。……と、確かにいい場所だ。初め_rからここに来れば歩き回る必要もなかったのだが」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(90|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c0d~" & @CRLF & _
                "<1036>_ZM71c5c(「なに言ってるのよ。確かに見晴らしはいいけど、ここ_rから判るのは町の全景だけじゃない。実際にその場に行_rかないと、町の作りは判らないわ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c0e~" & @CRLF & _
                "<1039>_MSAD(_r「・・・そうでもないが。アーチャーのクラスは伊達で_rはないぞ。弓兵は目がよくなければ務まらん」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(91|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c0f~" & @CRLF & _
                "<1043>_ZM71c5d(「そうなの？　それじゃあここから<遠坂邸;/う　ち>が見える、アー_rチャー？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c10~" & @CRLF & _
                "<1046>_MSAD(_r「いや、流石に隣町までは見えない。せいぜい橋あたり_rまでだな。そこまでならタイルの数ぐらいは見てとれる」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(92|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c11~" & @CRLF & _
                "<1050>_ZM71c5e(「うそ、タイルって橋のタイル……！？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1052>_MSA2(_r　それって目がいいとか、そういうレベルの話じゃない_rと思う。よく屋上には望遠鏡があるけど、それと同レベ_rルの視力なんだから。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(93|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c12~" & @CRLF & _
                "<1056>_ZM71c5f(「びっくり。アーチャーって本当にアーチャーなんだ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c13~" & @CRLF & _
                "<1059>_MSAD(_r「……凛。まさかとは思うが、君、私を馬鹿にしている_rんじゃないだろうな」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c14~" & @CRLF & _
                "<1062>_MSAD(_r「そんな訳ないでしょ。たださ、貴方ってアーチャーっ_rて言うわりには弓使いっぽくないから、つい勘違いして_rただけ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c15~" & @CRLF & _
                "<1065>_MSAD(_r「それは問題発言だ。帰ってから追及しよう」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(94|~" & @CRLF & _
                "<1068>_ZM71c60(　アーチャーはここからの風景が気に入ったのか、それ_rきり黙り込んでしまった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1070>_MSA2(_r　おそらく町の作りを把握しているのだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1072>_MSA2(_r　……戦場の下調べを邪魔する訳にはいかない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1074>_MSA2(_r　アーチャーの側を離れてビルの端に移動する。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(95|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se008,`003:800,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:oビル屋上-(夜),`003:1000,`002:2,`164:025,`004:64" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<1082>_ZM71c61(「・・・・・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1084>_MSA2(_r　わたしの視力で見えるのは、このビルの下の明かりだ_rけだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1086>_MSA2(_r　大通りには行き交う車のヘッドライトが流れ、歩道に_rは仕事帰りの人々の姿が見えるだけ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1088>_MSA2(_r　それがどんな車なのか、どんな人なのかは判らない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(96|~" & @CRLF & _
                "<1091>_ZM71c62(　それは見えてはいるけれど、見えていないという状態_rだ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1093>_MSA2(_r　ちょうど先ほどまで、わたしは監視されている事に気_rが付いていたのに、その相手が見えなかったのと同じで_rある。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(97|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c16~" & @CRLF & _
                "<1097>_ZM71c63(「・・・・少なくとも、新都を根城にしているヤツが一_r人いる」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1099>_MSA2(_r　目を凝らして地上を睨む。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1101>_MSA2(_r　……マスターは全部で七人。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1103>_MSA2(_r　誰が、どのサーヴァントを連れているかはいまだ不明。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1105>_MSA2(_r　今のところ、全てのマスターが他のマスターの情報を_r求めて町を徘徊しているのだろう。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(98|~" & @CRLF & _
                "<1108>_ZM71c64(「・・・？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1110>_MSA2(_r　ふと、視線を感じた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1112>_MSA2(_r　令呪には反応なし。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1114>_MSA2(_r　ただ純粋に、わたしに向けられた視線を感じる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(99|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c17~" & @CRLF & _
                "<1118>_ZM71c65(「下・・・・？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1120>_MSA2(_r　地上を見つめる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1122>_MSA2(_r　……道には行き交う人々がいる。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1124>_MSA2(_r　その中で、一人。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1126>_MSA2(_r　まるで月でも眺めるように、わたしを見上げているヤ_rツがいた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(100|~" & @CRLF & _
                "<1129>_ZM71c66(「………………」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1131>_MSA2(_r　それが誰であるか、はっきりとは判らない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1133>_MSA2(_r　はっきりとは判らないのだけれど、誰であるかは見て_r取れた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1135>_MSA2(_r　……呆れた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1137>_MSA2(_r　アイツ、こんな時間に何をしているんだか。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(101|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c18~" & @CRLF & _
                "<1141>_ZM71c67(「凛。敵を見つけたのか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1143>_MSA2(_r　わたしが殺気だっているのに気づいたのか、アーチャー_rが声をかけてくる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(102|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c19~" & @CRLF & _
                "<1147>_ZM71c68(「・・・別に。ただの知り合い。わたしたちには関係の_rない、一般人よ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1149>_MSA2(_r　苛立ちを隠せないまま答えて、その場から立ち去った。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1151>_MSA2(_r　地上からわたしが見えた筈がない。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1153>_MSA2(_r　アイツがビルを見上げていたのはただの偶然だろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1155>_MSA2(_r　だから姿を見られた、という訳でもない。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(103|~" & @CRLF & _
                "<1158>_ZM71c69(　……だっていうのに。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1160>_MSA2(_r　わたしは魔術師として気構えていた<遠;/じ><坂;/ぶ><凛;/ん>を、アイツ_rに見られた事に気が立ってしまっていた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(104|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:3000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:o交差点-(夜)" & @CRLF & _
                "~_SEPF(2,`005:se004,`003:2000~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<1172>_ZM71c6a(　深山町に戻ってくる頃には、時刻は九時を回っていた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1174>_MSA2(_r　深山町は新都と違って、昔ながらの住宅地である。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1176>_MSA2(_r　夜も九時を過ぎれば出歩く人影はなくなり、町は深夜_rのように静まりかえる。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(105|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c1a~" & @CRLF & _
                "<1180>_ZM71c6b(「こんなところね。町の作りはだいたい判った？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c1b~" & @CRLF & _
                "<1183>_MSAD(_r「……ん？　ああ、町の事なら判る。あとは追々掴んで_rいくさ」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c1c~" & @CRLF & _
                "<1186>_MSAD(_r「なら今日はここまでね。わたしもまだ本調子じゃない_rし、家に戻って休みましょう」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(106|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:o遠坂邸付近の街並-(夜)" & @CRLF & _
                "<1195>_ZM71c6c(　ゆるやかな坂の道を行く。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1197>_MSA2(_r　……と。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1199>_MSA2(_r　なんか、前を行く人影があった。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c1d~" & @CRLF & _
                "<1202>_MSAD(_r「……あれ、桜……？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1204>_MSA2(_r　まずい。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1206>_MSA2(_r　今は顔を合わせづらい。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(107|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:150~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se089,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`002:2,`164:056,`004:64,`003:200~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:1300~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`005:o遠坂邸付近の街並-(夜),`003:1200,`002:2,`164:015,`004:64" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c1e~" & @CRLF & _
                "<1219>_ZM71c6d(「凛。何を隠れている」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c1f~" & @CRLF & _
                "<1222>_MSAD(_r「黙ってて！　……あ、うん、あそこにいるの知り合い_rなのよ。今日は学校を休んだし、あんまり顔を合わせた_rくないの」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1224>_MSA2(_r　言いつつ、前方の人影を観察する。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(108|~" & @CRLF & _
                "<1227>_ZM71c6e(　道には、_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:1,`005:桜制服08a(遠),`033:1000,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "<1230>_MSAD(_r　見知った顔の一年生と_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:2,`005:ギル私服01a(遠),`033:4000,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "<1233>_MSAD(_r　知らない外国人がいた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(109|~" & @CRLF & _
                "~_NCL0(,`032:-1,`033:5000,`003:400,`007:001~" & @CRLF & _
                "<1238>_ZM71c6f(　二人はなにやら話している。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1240>_MSA2(_r　……違う、外国人の方が言い寄っていて、女生徒は嫌_rがっているようだ。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(110|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c20~" & @CRLF & _
                "<1244>_ZM71c70(「凛、知り合いとは外国人の方か？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c21~" & @CRLF & _
                "<1247>_MSAD(_r「いいえ、知らない。このあたりは洋館が多いから、どっ_rかよそから遊びに来てるんじゃない？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1249>_MSA2(_r　と、そこまで口にして、我ながらあの子が絡むと甘く_rなるな、と反省する。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(111|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c22~" & @CRLF & _
                "<1253>_ZM71c71(「……アーチャー。あいつ、人間？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c23~" & @CRLF & _
                "<1256>_MSAD(_r「さあ。実体はあるから人間なのだろう。少なくともサー_rヴァントではない」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c24~" & @CRLF & _
                "<1259>_MSAD(_r「……そうよね。マスターでもないし、ただの痴話喧嘩_rか」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1261>_MSA2(_r　……もっとも、あの子が男とトラブるような子じゃな_rいって事はわたしだって知ってるけど……。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(112|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c25~" & @CRLF & _
                "<1265>_ZM71c72(「二人とも行ったな。女は坂を上っていく。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c26~" & @CRLF & _
                "<1268>_MSAD(_r　男は・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "!_KLDA(,`032:2,`005:ギル私服05b(近),`033:2000,`003:400,`007:001" & @CRLF & _
                "~_NCLA(,`032:2,`033:2000,`003:400,`007:001~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "<1274>_MSAD(_r　金髪の男性は、わたしたちがやってきた道を下っていっ_rた。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(113|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_SESF(,`005:se004,`003:2000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK_F,`003:1200~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:800,`002:2,`164:056,`004:96~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(0,`003:1500~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(1,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:i遠坂邸居間-(夜)" & @CRLF & _
                "~_MPLY(0,`005:3,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(1)~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c27~" & @CRLF & _
                "<1289>_ZM71c73(「それじゃ貴方はここを使って。わたしはもう眠るけど、_r何か質問はある？」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "!_KLD0(,`032:5,`005:アーチャー01a(中),`033:5000,`003:300,`007:001" & @CRLF & _
                "~_VPLY(ARC,02c28~" & @CRLF & _
                "<1293>_MSAD(_r「とりわけ重要な疑問はない。すぐに戦闘をしかけない_r君の判断は正しいよ。今夜は魔力の回復を行うべきだろ_rう」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c29~" & @CRLF & _
                "<1296>_MSAD(_r「ええ。それじゃ明日、今朝の紅茶をよろしくね」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(114|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:BLACK,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "!_CFAD(0,`003:1000,`002:2,`164:015,`004:128,`005:i凛の寝室-(夜)" & @CRLF & _
                "<1304>_ZM71c74(　部屋に帰って来るなり、どっと疲れが押し寄せた。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c2a~" & @CRLF & _
                "<1307>_MSAD(_r「・・・そうだ。眠る前に綺礼に連絡しないと」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1309>_MSA2(_r　あのうるさい神父の事だ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1311>_MSA2(_r　今頃予備の魔術師の手配とやらを進めているだろう。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1313>_MSA2(_r　そんなのはわたしの知った事じゃないけど、アレでも_rわたしの後見人だし。いちおう、筋は通しておかないと。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(115|~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se261,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c2b~" & @CRLF & _
                "<1318>_ZM71c75(「電話、電話っと……」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se261,`045:1~" & @CRLF & _
                "<1321>_MSAD(_r　子機のダイヤルをプッシュする。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se261,`045:1~" & @CRLF & _
                "<1324>_MSAD(_r　ほどなくしてエセ神父が電話に出た。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(116|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c2c~" & @CRLF & _
                "<1328>_ZM71c76(「綺礼？　わたしだけど、昨日サーヴァントと契約した_rから。正式にマスター登録、お願い」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1330>_MSA2(_r「………………」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1332>_MSA2(_r　微かな沈黙。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1334>_MSA2(_r　受話器ごしでも気分を重くさせるぐらい、綺礼の沈黙_rは圧力がある。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(117|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(KOT,02c2d~" & @CRLF & _
                "<1338>_ZM71c77(「……いいだろう。ではどうする。一度こちらに顔を出_rさないか。君のご両親から預かっている物もある。君が_rマスターになった場合にのみ、成人前に伝えてほしいと_r頼まれているのだが」" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(118|~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c2e~" & @CRLF & _
                "<1342>_ZM71c78(「ああ、それって父さんの遺言のこと？　それならもう_r解読して手に入れたからいいわ。それじゃ、気が向いた_rらお邪魔するから、よろしく」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(KOT,02c2f~" & @CRLF & _
                "<1345>_MSAD(_r「待て。凛、マスターになったのなら・・・・」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "~_SEPF(0,`005:se047,`045:1~" & @CRLF & _
                "<1348>_MSAD(_r　最後まで聞かずに電話を切った。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1350>_MSA2(_r　疲れている時に綺礼の小言なんて聞いてたら、魔力の_r回復どころではなくなってしまう。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(119|~" & @CRLF & _
                "~_MSTP(0,`003:4000,`045:1~" & @CRLF & _
                "~_VPLY(RIN,02c30~" & @CRLF & _
                "<1355>_ZM71c79(「・・・さて。これで準備は終わり、と……」_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1357>_MSA2(_r_r　あとは眠るだけ。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1359>_MSA2(_r　目が覚めれば今までとは違う朝がある。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1361>_MSA2(_r　……十年前。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1363>_MSA2(_r　父が魔術師として挑み、敗れ去った聖杯戦争。_n" & @CRLF & _
                "~_WTKY(~" & @CRLF & _
                "<1365>_MSA2(_r　その戦いに、わたしも身を投じる事になったのだから。" & @CRLF & _
                "~_TPG0(~" & @CRLF & _
                "~_PAGE(120|~" & @CRLF & _
                "~_BTXO(0)~" & @CRLF & _
                "~_KMW2(~" & @CRLF & _
                "~_CFAD(0,`005:black,`003:2000,`002:2,`164:023,`004:64~" & @CRLF & _
                "~_WTFT(1,`008:0,`003:3000~" & @CRLF & _
                "~_JUMP(102~" & @CRLF & _
                "~_PEND(~" & @CRLF & _
                "~~"

Local $aArray = StringRegExp($sString, $sRegex, $STR_REGEXPARRAYGLOBALFULLMATCH)
Local $aFullArray[0]
For $i = 0 To UBound($aArray) -1
    _ArrayConcatenate($aFullArray, $aArray[$i])
Next
$aArray = $aFullArray

; Present the entire match result
_ArrayDisplay($aArray, "Result")
Please keep in mind that these code samples are automatically generated and are not guaranteed to work. If you find any syntax errors, feel free to submit a bug report. For a full regex reference for AutoIt, please visit: https://www.autoitscript.com/autoit3/docs/functions/StringRegExp.htm
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